砂糖依存症について 女性トレーナーが解説!

こんにちは!

新宿・吉祥寺のパーソナルジム、エイチベース中上です。

 

2020年がスタートし、早一ヶ月が過ぎようとしています。

皆さんはどのような生活を過ごされていますか。

 

正月太りが気になり始め、そろそろダイエットを考え始める方も多いのではないでしょうか。

ただ、「なにから始めたらよいか分からずにいる」「食事制限はしたくない」「甘いものやご飯はやめたくない」と思う方が大半だと思われます。

 

そこで私からそんな方への向けたお話とご提案です。

今回のテーマは『砂糖依存症』についてです。

 

砂糖依存症とは? 

 

皆さんはこのような心当たりはありませんか??

 

1⃣頻繁に甘いものが欲しくなる

2⃣イライラして甘いものが食べたくなる

3⃣食べだしたら止まらない

4⃣甘いチョコレートやお菓子を常備している

 

いかがでしょうか??

この4つの原因にはいくつかあるのですが、そのうちのひとつが『砂糖依存症』です。

砂糖にはアルコールや煙草と同じように依存性があります。

 

また白米はよく噛んで食べると甘味を感じます。

お米が好き!という方、そんな方も要注意。

 

砂糖をとると、脳内ではドーパミンやセロトニンという物質が増えます。

これらは精神状態と深く関わっていて、ドーパミンはやる気や快楽に影響します。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、リラックスさせる作用があります。

身体は満足感を得ようとして、砂糖が欲しくなり、それを継続的に摂取することで、摂取量を増やさないと満足できなくなり、砂糖が途切れてしまうと、不安になったりイライラしてきます。

 

砂糖をとる→神経伝達物質(ドーパミン等)がでて落ち着く→不足してきたらとる→落ち着く→少量では満足できなくなる→量が増える→太る

この負のスパイラルが肥満の原因になってしまうのです。

知らず起きていたことほど、恐ろしいことはないですよね。

 

 

では、砂糖依存症を改善するにはどうすればよいのか。

 

まずは3日間、砂糖・甘いものを思い切って一切やめる!

という方法もありますが、アルコールや煙草と一緒で、依存性が高い&味覚も甘味の強いものを好むようになっています。

急にゼロになってしまうのは、ストレスとなり、リバウンドしてしまう可能性が高まります。

 

ですから、まずはストレスにならない程度から変えていくことをおすすめします。

そうすることで、自然と摂取する砂糖の量は減り、ダイエットにも繋がっていくことでしょう。

 

砂糖依存症の改善策

早速、改善方法をご紹介!!

 

★自炊をする際、上白糖、みりんなどを使った甘い味付けはできる限り控え、だしや香辛料などを使う。照り焼きや煮物など甘い味付けにしたい場合には、ラカントや蜂蜜(砂糖のかわり)などを少量使うことをおすすめします。

 

★外食をする際、照り焼きなどの甘い味付けではなく塩味を選ぶ

 

★コーヒーやラテに甘味を入れる場合は、量をいつもの半分にする

 

★甘いお菓子を砂糖不使用(ココナッツシュガー使用など)の70%以上のハイカカオチョコやフルーツに置き換えてみる

 

★お菓子の成分表を確認し、一番に砂糖と記載されている商品は控える

 

★白米を雑穀米や玄米に置き換える

 

★菓子パンが好きな方は全粒粉やライ麦、ふすまパンに置き換える

 

★人口甘味料は控え、自然甘味料を選ぶ

 

★間食したくなったら、タンパク質を多く含む食材を選ぶ

 

★甘いドリンクをハーブティーに変えてみる

 

ストレスを溜め込まない範囲で減らしていきましょう。

その積み重ねで味覚が少しずつ変わり、砂糖への依存も減っていきます。

 

私は10代の頃からダイエットを繰り返し、1年前まで過食に悩み続けてきました。

ストレスを感じると甘いお菓子から一通り食べ、しょっぱいものを食べ、お腹はいっぱいなのに心は落ち着かず、さらに甘いものを食べる。

最終的には気持ち悪くなるまで食べて嘔吐してしまうこともありました。

 

しかし砂糖を控えるように心がけたところ、今は市販のお菓子やアイスを自分で買うことはなくなり、自然と添加物の味を避けるようにもなりました。

大好きな菓子パンを食べる回数もぐっと減りました。

もちろん、甘いものやパンを食べたくなることはあるので、その時には我慢はせずに、まずは蜂蜜や自然甘味料を使ったお菓子や、低GI値の食品を選び食べています。

 

※GI値とは

食後血糖値の上昇を示す指数、GI値が高い食材、食品ほど血糖値は急上昇し、過剰分泌により脂肪蓄積に繋がります。

 

私自身、はじめから全てがうまくいっていたわけではなく、少しずつストレスを感じないレベルからスタートしました。

数値にとらわれ完璧を求めすぎた私は何度もダイエットを失敗しています。

だからこそ、皆さんには同じような経験をせず、最も効率のよい方法でご案内していきたいと思っています。

 

 

ダイエットの期間は我慢の期間ではありません。

生活習慣の見直しと改善、より豊かな人生を導く一歩になります。

 

私と同じ経験がある方はもちろん、これから頑張りたいと考えている方、ぜひ二人三脚で全力のサポートをさせて頂きます!!